Agno ワークフローのデザイン・パターンを学習します。
信頼性の高いマルチエージェント自動化のために、シーケンシャル、並列、条件分岐、そしてループ実行を含む決定論的ワークフローパターンを習得していきます。この包括的なガイドは、単純なシーケンシャル処理から、並列実行や動的ルーティングを備えた複雑な分岐ロジックまで、すべてのタイプのワークフローをカバーします。
Agno 2.x : Learn : ワークフロー – パターン : シーケンシャル
作成 : クラスキャット・セールスインフォメーション
作成日時 : 11/12/2025
バージョン : Agno 2.2.10
* 本記事は docs.agno.com の以下のページを独自に翻訳した上で、補足説明を加えてまとめ直しています。スニペットはできる限り日本語を使用しています :
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
* ご自由にリンクを張って頂いてかまいませんが、sales-info@classcat.com までご一報いただけると嬉しいです。

Agno 2.x : Learn : ワークフロー – パターン
信頼性の高いマルチエージェント自動化のために、シーケンシャル、並列、条件分岐、そしてループ実行を含む決定論的ワークフローパターンを習得します。
予測可能な実行パターンを備えた、エージェント、チームと関数をオーケストレーションする、決定論的で本番環境に対応したワークフローを構築します。この包括的なガイドは、単純なシーケンシャル処理から、並列実行や動的ルーティングを備えた複雑な分岐ロジックまで、すべてのタイプのワークフローをカバーします。
自由形式のエージェント・インタラクションとは異なり、これらのパターンは、一貫性のある、反復可能な結果を備えた構造化された自動化を提供し、本番環境のシステムに最適です。
ビルディング・ブロック
Agno ワークフローの中核となるビルディング・ブロックは :
- Step – 基本的な実行単位
- Agent – 特定のロールを持つ AI アシスタント
- Team – エージェントの調整・連携されたグループ
- Function – カスタム Python ロジック
- Parallel – 並列実行
- Condition – 条件付き実行
- Loop – 反復実行
- Router – 動的ルーティング
Agno ワークフローは、組み合わせて洗練された自動化システムを構築できる、複数の実行パターンをサポートしています。各パターンは特定のユースケースに役立ち、複雑なワークフローのための組み合わせることができます。
Agno 2.x : Learn : ワークフロー – パターン : シーケンシャル・ワークフロー
各ステップが前のステップの出力に依存する、線形の決定論的なプロセス。
シーケンシャル・ワークフローは予測可能な実行順序と、ステップ間の明確なデータフローを保証します。
フローの例: 調査→ データ処理 → コンテンツ作成 → 最終レビュー
sequential_workflow.py
from agno.workflow import Step, Workflow, StepOutput
def data_preprocessor(step_input):
# Custom preprocessing logic
# Or you can also run any agent/team over here itself
# response = some_agent.run(...)
return StepOutput(content=f"Processed: {step_input.input}") # <-- Now pass the agent/team response in content here
workflow = Workflow(
name="Mixed Execution Pipeline",
steps=[
research_team, # Team
data_preprocessor, # Function
content_agent, # Agent
]
)
workflow.print_response("Analyze the competitive landscape for fintech startups", markdown=True)
例をご覧ください :
- 関数とエージェントのシークエンス - 関数とエージェントを含む完全なワークフロー
❗️StepInput と StepOutput は、ステップ間のデータフローのための標準化されたインターフェイスを提供します: 従って、ステップの executor としてカスタム関数を作成する場合、入力と出力の型は StepInput と StepOutput インターフェイスと互換性があることを確認してください。これは、カスタム関数がワークフローシステムにシームレスに統合できることを保証します。
Take a look at the schemas for StepInput and StepOutput.
以上