SDXL Base モデルが公開されて既に1年が経過し、カスタムモデルも充実してきました。今回は SDXL Base モデルを使用して Google Colab 上 ComfyUI で高品質な画像を生成してみます。
SDXL : Colab / ComfyUI による高品質な画像生成
作成 : Masashi Okumura (@ClassCat)
作成日時 : 10/02/2024
* 本記事の作成には comfyanonymous.github.io/ComfyUI_examples の以下のページを参考にしています :
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
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SDXL : Colab / ComfyUI による高品質な画像生成
FLUX.1 の基本を一通り概観したので、久々に SDXL やります。SDXL Base モデルが公開されて既に1年が経過し、カスタムモデルも充実してきました。今回は SDXL Base モデルを使用して Google Colab 上 ComfyUI で高品質な画像を生成してみます。
ComfyUI_examples の SDXL Examples に従っています。
環境構築
Colab 上で ComfyUI を利用するには以下に従うだけです。SDXL Base モデルの配備については後述します :
- comfyanonymous/ComfyUI/README.md : Jupyter Notebook
※ ハードウェア・アクセラレータは L4 GPU で動作します。
stable-diffusion-xl-base-1.0
SDXL ベースモデルは、Hugging Face の stabilityai/stable-diffusion-xl-base-1.0 から取得できます。ダウンロードして ComfyUI/models/checkpoints ディレクトリに配置します。
Refiner
“SDXL Examples” のワークフローは Refiner の使用を前提にしています。Refiner も Hugging Face の stabilityai/stable-diffusion-xl-refiner-1.0 から取得できます。ダウンロードしてやはり ComfyUI/models/checkpoints ディレクトリに配置します。
SDXL ワークフロー
前出の ComfyUI_examples : SDXL Examples にある画像を ComfyUI 上にドラッグ&ドロップすれば、以下のようなワークフローが得られます :
実行結果のサンプリング画像です。同じ画像が得られました :
以上