Dify 0.6 : ユーザガイド : Dify Apps の作成 – プロンプトの設定 : エージェント・アシスタント
作成 : クラスキャット セールスインフォメーション
作成日時 : 05/23/2024
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Dify 0.6 : ユーザガイド : Dify Apps の作成 – プロンプトの設定 : エージェント・アシスタント
定義
エージェント・アシスタントは大規模言語モデル (LLM) の論理的思考 (reasoning) 能力を活用できます。目標を自律的に設定し、複雑なタスクを単純化し、ツールを操作し、そしてプロセスを洗練してタスクを完了します。
使用手順
素早い学習を手助けして使用するために、エージェント・アシスタント用のアプリケーション・テンプレートが ’Explore’ セクションで利用可能です。これらのテンプレートをワークスペースに統合できます。新しい Dify ‘Studio’ はまた個々の要件に適合するカスタム・エージェントアシスタントの作成を可能にします。このアシスタントは財務レポートの分析、レポートの構成、ロゴのデザイン、そして旅行計画のオーガナイズを支援することができます。
‘Studio-Assistant’ に入った後、エージェントアシスタントを選択することで構成し始めることができます。
エージェントアシスタントのタスク完了機能は選択したモデルの推論能力に依存します。エージェントアシスタントを使用してより安定したタスク完了結果を達成したい場合には、GPT-4 のようなより強力なモデルのシリーズを使用することを勧めます。
エージェントアシスタントに対するプロンプトを ‘Instructions’ に書くことができます。最適な結果を達成するため、そのタスクの目的、ワークフロー、リソースそして制限を手順に明確に定義することができます。
エージェントアシスタント用にツールを追加する
“Context” セクションでは、エージェントアシスタントが情報取得のために利用できる知識ベースツールを組み込むことができます。これは外部の背景知識を提供するのに役立ちます。
“Tools” セクションでは、使用に必要なツールを追加することができます。これらのツールは、インターネット検索、科学計算や画像作成のような LLM の機能を強化し、それにより現実世界と相互作用する LLM の機能を強化します。Dify は 2 種類のツールを提供します: 組み込みツールとカスタムツール です。
Dify の組み込みツールを直接使用するオプションがあります、あるいはカスタム API ツール (現在 OpenAPI/Swagger と OpenAI プラグイン標準をサポート) を簡単にインポートすることもできます。
ツールは Dify のより強力な AI アプリケーションを作成することを可能にします。例えば、エージェントアシスタントに適したツールを構成・調整 (orchestrate) して、推論、ステップ分解、ツールの起動を通して複雑なタスクを完了することを可能にします。更に、ツールはアプリケーションを他のシステムやサービスとの統合を容易にし、コード実行や情報ソースへのアクセスのような、制限された外部環境との相互作用を可能にします。
エージェント設定
Dify では、エージェントアシスタントに 2 つの推論モードが提供されています: 関数呼び出しと ReAct です。関数呼び出しをサポートする GPT-3.5 や GPT-4 のようなモデルはより良い、より安定したパフォーマンスを実演しました。関数呼び出しをサポートしていないモデルシリーズについては、同様の効果を獲得するために ReAct 推論フレームワークを実装しました。
エージェント設定では、エージェントの反復制限を変更できます。
会話 Opener の構成設定
エージェントアシスタント用の会話 opener と最初の質問をセットアップできます。構成設定された会話 opener は各ユーザの最初のインタラクションの最初に表示され、尋ねられる質問の例とともに、エージェントが実行できるタスクの種類を示します。
デバッグとプレビュー
エージェントアシスタントを構成・調整した後、それをアプリケーションとして公開する前にデバッグしてプレビューするオプションがあります。これはタスクを完了する際のエージェントの有効性を評価することを可能にします。
アプリケーションの公開
以上