CNTK ( Microsoft Cognitive Toolkit ) 2.2 の Python API 入門第3弾です。
今回は MNIST 総集編として、CNTK CTF フォーマットでセーブした MNIST データセットを題材にして
3種類のモデルを CNTK Python API で実装して多クラス分類問題を解いてみます。
前回までの記事 (CNTK 2.2 Python API 入門 (1), (2)) で CNTK 2.2 について次のような点がお分かり頂けたかと思います :
- Python API が公開されていて、他の深層学習フレームワークと同様に Python プログラムで深層学習モデルが構築できます。
- 層ライブラリのような、深層学習フレームワークでお馴染みのビルディング・ブロックも多数用意されています。
- ネットワーク定義は Python 関数オブジェクトとして実装され、For ループや lambda 記法も利用できる Python ライクな記法で簡潔に定義可能です。
- Trainer クラスでカプセル化したトレーニングの実装も分かりやすく簡潔です。
引き続き、CNTK 2.2 Tutorials への橋渡しとなるような CNTK 2.2 Python API の入門記事を作成していきます。
※ Python と機械学習の基本的な知識を持つ読者を想定しています。
※ 他の深層学習フレームワークの経験があれば問題なく読み通せます。
詳細 : CNTK 2.2 Python API 入門 (3) – MNIST 総集編 (CTF / 多項 LR, MLP & CNN)